2013年8月18日日曜日

宮崎駿 時代を超越したファンタジーを作ろうと思ったことはない 文字起こし



ニュースウォッチ9で宮崎駿さんのインタビューが放送されていました


宮崎さんのインタビューは

ただの映画宣伝だけにとどまらない

おもしろい話が聞けるので

いつも楽しみにしています

今回も映画の主人公のモデルになった堀越二郎さんのことや

どういうことを考えながら映画を作っているか

どう生きるかといったことまで

内容の濃いインタビューでした



場所は宮崎さんのアトリエ

素敵なアトリエですよね

窓の外に大きな木があって

無垢材のあったかい家具と暖炉

あんな家に住みたいなあといつも思います





インタビューで宮崎さんが

「時代を超越したファンタジーを作ろうと思ったことは一度もないんですよ

今何がいるんだろうかということを考えながら映画を作ってきた」 ということをお話していました

よく聞くような何十年先も変わらず感動を与えられるような映画を作りたいとか

映画は見る人のものだから それぞれが好きなように感じればいいんだとか

そういうことは言わないんですよね

こういうものを伝えたいとか こう感じてほしいとか

そういう思いがあって一つ一つ作品を作っているということでしょうか


宮崎さんは仕事ばかりで家にはほとんどいないような父親で

いわゆる子育てというものは ほとんど参加していなかったということを

別のインタビューで聞いた覚えがありますが

映画作りが宮崎さんなりの子育てでもあるのかなと ふと感じました

宮崎さん自身にそういう意識はなかっただろうし

それは自分の子どもたちだけじゃなくて

不特定多数の子どもたちを相手にしたものですけど




それから髪の毛の表現について

「髪の毛という神経が通ってないようなものも含めてこれが動きであるということをつかんだときに

僕のアニメーションは扉が開いたっていう感じがあったんです」


あの表現いいですよね

キャラクターのザワザワした感情が伝わってきて

こっちも鳥肌立ったりします

他で見たことないような気がしますが何ででしょうか



新作「風立ちぬ」は7/20土曜に公開ですが

映画館に見に行こうかどうか迷っています

大人になったからなのか

最近のジブリを見てもあんまり楽しめないんですよね

トトロとか魔女の宅急便は今見てもすごくワクワクするんですけれど

入場料1000円でリバイバル上映してくれないかなー

結構お客さん入ると思うんですが





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